2007-01-01から1年間の記事一覧

2007年度総集編

12月にも数本みたものの、結局レビューを書く余裕がなくあっという間に年の瀬を迎えてしまった。一応ザッと一覧だけまとめてみようと思う。 1月 [邦画]『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』 ★★★☆☆ [洋画]『幸せのちから』 ★★★☆☆ [邦画]『となり町戦争』 …

『ALWAYS 続・三丁目の夕日』

05年度の各賞を総なめにしたあの名作の続編。個性豊かな面々が、またスクリーンに帰ってきました。今回は新たなキャラクターも増え、やや散漫な感じはありつつも、根底に流れる温かくてどこか懐かしい三丁目の世界は健在。吉岡秀隆のダメっぷりも、堤真一の…

『Little DJ 小さな恋の物語』

私が神木隆之介に注目したのは長瀬智也主演の「ムコ殿」。DoCoMoのCMでも余すところなく発揮されている長瀬くんの、あのおバカな熱血漢キャラの魅力を私が初めて認識したのがこのドラマ。それ以来長瀬ドラマと聞けば無条件に反応してしまう私ですが、同じく…

『オリヲン座からの招待状』

宮沢りえ、細っ!今にもポキッと折れそうな細さに、前半はそればっかりが気になる気になる。自転車こぐシーンなんて、もう痛々しくすら見えて辛かったけど、でも、やっぱり綺麗な人だなと思った。特にほんのり色気漂う浴衣姿は、女性の私から見ても見惚れる…

「有閑倶楽部」

そりゃま、あのキャスティング見た時点からこうなる事はわかってたんですけどね。予想以上に酷いもん見せられると、やっぱりこう、どこかで吐き出しとかないと体に悪いので、ズバッと行かせて頂きます。あのドラマor出演者ファンの方は軽くスルーでお願いし…

『サウスバウンド』

破天荒な元過激派の父とその家族模様を、息子目線で描いた爽快なヒューマンドラマ。というふれ込みだったのですが、人物の描き方が中途半端であるが故にキャラの面白味が全く生かされず、破天荒な夫婦に振り回される、気の毒な子供たちの物語にしか見えなか…

『クワイエットルームにようこそ』

内田有紀にとって9年ぶりとなる主演映画。でも私が注目したのは、原作・脚本・演出が松尾スズキ、キャストも宮藤官九郎や蒼井優に超脇役で妻夫木聡という、私のツボを刺激しまくりな名前がズラリを顔を揃えていた事。これは見逃す手はないなと、ワクワクしな…

『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』

有名な「赤ずきん」を題材としたCGアニメーション映画。はっきりいってCGの出来はドリームワークス作品と雲泥の差。まるでRPGを大画面で見ているかのようなぎこちない動きではあったけど、ストーリーの面白さで全てをカバー。誰もが抱く先入観を巧みに利用し…

『自虐の詩』

この映画はおそらく、好みが激しく分かれる映画だと思います。ベタな一発ギャグ的要素がふんだんに盛り込まれている為、そこを受け入れられるかどうかが鍵かなと。私は基本的にお笑いは大好きだけど、これはTVのお笑い番組ではなく、あくまで映画。巧みな構…

[邦画]『クローズド・ノート』完成披露

沢尻エリカ扮する教員を目指す学生が、引越し先の部屋に残されたノートを見つけたことから始まる切ない恋の物語り。ありふれた女子大生の恋心は身近で、それなりに楽しむことはできました。でも、ミステリーとしては捻りがなさすぎてあっさりと先が読めてし…

本広監督『SP(エスピー)』

今クールのドラマも次々最終回を迎え、そろそろ次のドラマが気になるところ。今のところ一番楽しみなのはなんと言っても「SP(エスピー)」でしょう。出演が岡田准一&堤真一に脚本が金城一紀という、「フライ,ダディ,フライ」メンバーなのも楽しみの一つ…

『HERO』

連ドラの時にめちゃくちゃハマって、待ちきれず初日に鑑賞。往々にして期待しすぎるとろくな事ないんだけど、これは普通に楽しめました。久利生公平は数あるキムタクドラマの中でも好きなキャラ。キムタクは何をやってもキムタクなんだけど、それはそれで作…

『ミス・ポター』

ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの生涯を描いた本作は、根強い階級差別が残り、女性の社会的地位がまだ確立されていない時代に、天性の才能を持ち合わせた1人の女性が、自らの力で生きていく姿が力強く描かれていました。もちろん、ものす…

『Life 天国で君に逢えたら』

若くしてガンで亡くなった実在のプロウィンドサーファー飯島夏樹さんの生き様を、丁寧に優しく描いた作品でした。飯島さんの事は、ちょうど彼がハワイで闘病生活を送っていた頃に新聞で取り上げられていたのを目にしていて、その後亡くなられたとのニュース…

『夜の上海』

ブログのカテゴリでは一応邦画にしてみたけど、正式には日中合作映画。監督さんは中国の方。ということで、アジア映画ではジャッキー・チェンと金城武の出ている作品しか見たことがない私としては、日本映画とは違う雰囲気が結構新鮮でした。でも新鮮=高評…

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』

原作は随分前に1度読んだっきり。結構ストーリーを忘れてて「あ、そうだったそうだった」と思い出しながらの鑑賞でしたが、それが良かったみたい。ポイントとなる場面が端折られていたわりに「あそこが足りない」とか「イメージと違う」といった細かい点はあ…

『阿波DANCE』

高校生が仲間と共に一つの事に取り組む姿を通して、彼らの成長や葛藤、友情などを描く青春ムービー。ジャンル的には私の大好きな『ウォーター・ボーイズ』や『スウィング・ガールズ』系で、描き方によっては気持ちのいい感動作になったでしょう、おそらくは…

『憑神』

DoCoMo2.0新バージョンのCMがスタート。瑛太がパシられる「コンビニ編」と「タクシー編」が大好きだったのに、「タクシー編」をほとんど目にする間もなくサックリと妻夫木くんの新バージョンに変わってしまった。ちょっと残念。でもこのシリーズ、どんどん面…

『舞妓 Haaaan!!!』

歌あり・踊りあり・笑いあり・感動ありのごちゃ混ぜハイテンションムービー。まるで鰻と餃子とカレーを一気食いしたような、そんな奇妙な後味でした。*1楽しかったけど、正直どっと疲れた(苦笑)。舞妓と野球拳をするという夢をかなえるためにひたすら爆走…

『ダイ・ハード4』

ブルース・ウィリスことジョン・マクレーン刑事、何か異常にパワーアップしてません?”世界一尽いてない男”がいつの間にか”世界一不死身な男”に生まれ変わってた。ありえね〜って突っ込みまくりの2時間。でも、息もつかせぬハラハラドキドキの展開、これはこ…

『オーシャンズ13』エレン・バーキン

『オーシャンズ11』は劇場で見た時の事を結構覚えてるけど、『オーシャンズ12』の記憶が今ひとつ定かじゃない。ジュリア・ロバーツが出ていたのは強烈に覚えているのに、ひょっとして実は見てないんじゃないかってぐらいまるっきりストーリーが思い出せない…

「ファーストキス」

だめだ・・・ついに耐え切れずリモコンプチッ。阿部サダヲと劇団ひとりに後ろ髪引かれつつも、今期初の脱落です。どうしてもあの井上真央のキャラが自分には合わないというか、見ていてムカムカしてきちゃってダメでした。いや、それだけ彼女の演技が上手いって…

『シュレック3』舞台挨拶

洋画はできれば字幕で見たいんだけど。吹替版キャストの舞台挨拶付きとあらば仕方ない。なんてエラそうな事を呟きつつ試写へ(笑)。実は藤原紀香と橘慶太(w-inds.)が見れればいいなぐらいの軽いノリだったんですが、いざ舞台挨拶が始まってみると、竹中直…

『西遊記』

単純明快でとってもわかりやす娯楽作品。「仲間は大切なんだよ」というメッセージは、まさに夏休みの子供向けにぴったり。親子連れが楽しむにはちょうどいいかもしれません。圧倒的なスケールを誇るロケーションの中で繰り広げられる冒険活劇のワクワク感は…

「牛に願いを」

若手俳優たちによる群像劇ということで今期一番楽しみにしていたドラマ。それだけに落胆も大きい。あ〜なんだろうこのもやっとした感じは。脚本が金子ありさオリジナルってことで、いや〜な予感はしてたんですけど。的中しちゃったかな。ありきたりの設定に…

『ダイ・ハード4.0』スペシャル・ナイト・パーティー

6/30の公開に先駆けて、ブルース・ウィリス、マギー・Q、ジャスティン・ロングが来日してのプロモーションイベントを開催。その、ブロガー限定イベントに参加して来ました。『ダイ・ハード』は特に1&2がお気に入りで、劇場では一度も見たことがないものの、…

続DoCoMo2.0CM

「テイザー篇」「宣言篇」「DEBUT篇」と、豪華キャストによるCMを矢継ぎ早に展開しているDoCoMo2.0。先週からは新たに蒼井優と浅野忠信による「直感!!コロリンパ篇*1」、女性陣による「THE直感ボウリング篇」までもがオンエア開始。15〜30秒のCMを1本撮る場…

DoCoMo2.0スペシャルムービー

最近DoCoMoが気になって仕方ない。豪華俳優並べて金かけりゃいいってもんじゃないだろうとか、肝心のサービス内容が一向に見えないCMだとか、中には批判もあるみたいですが。それでも、お茶の間に与えたインパクトは相当なものではないかと。5月度のCM好感度…

『スパイダーマン3』

元々アメコミ系は興味がなく、どちらかといえば苦手なタイプ。故にシリーズ1、2ともに華麗にスルーしていたのですが。たまたまGW中に放送された「スパイダーマン2」を暇つぶしに見ていたら、へ〜、意外と面白いじゃん、と。続けて翌週の「スパイダーマン」…

『俺は、君のためにこそ死ににいく』

冒頭からいきなり辛口ですが、早くも私の中で今年ワースト映画決定の勢いです。おかしいな、戦争映画にハズレはないと思っていたんだけど。完成披露試写だったにも関わらず、こんなに時間が苦痛に感じるのってどうなんでしょ。多分描きようによってはそれな…