2006-01-01から1年間の記事一覧

新垣結衣

彼女の存在を始めて認識したのは『ドラゴン桜』。山Pのカノジョで長澤まさみに嫉妬を燃やす役。役柄的なこともあり、可愛い印象はまったくなかったので、『マイ☆ボス』で見事に孵化した彼女を見た時は驚きました。未熟ながらも素直な演技が好印象で、その真…

『硫黄島からの手紙』

今年度洋画No.1はこれで決まり。イーストウッド監督ブラボー。ハリウッド作とは思えない程丁寧な当時の日本側の描写。と、ハリウッドならではのスケール感あふれる映像。この2つが見事に融合された大変見ごたえのある作品でした。号泣とはいかないまでもじわ…

『無花果の顔』特別試写会

桃井かおり初監督作品との事で、本日の試写はご本人登場。まさに「女は50才から」を地でいく美しさはSKⅡの力か、はたまたウコンの力か?気さくな感じで格好いい大人の女性風。でも、桃井かおりはとっても宇宙人でした。何とも摩訶不思議な思考回路。普通の…

『フラガール』

素直に感動しました。特にラストのフラダンスシーンは圧巻。胸がじわ〜っと熱くなって、自然と涙が溢れて来た。悲しい涙じゃなくて、感極まっての涙。こんな感覚久しぶりです。それまで抱えていたうだうだとした悩み事が、もうどうでも良くなった。清々しい…

『地下鉄に乗って』ネタバレあり

堤真一&大沢たかおという顔ぶれは大変魅力的。ズバリ言ってしまえば彼らの演技だけが救いな映画でした。おそらく目指したのは『三丁目の夕日』の世界。つまり昭和への郷愁といったところ。ところがそこへタイムスリップという異質な空間が入り混じった事で…

バートンと一緒に『ナイトメア』

今日、後輩が興奮気味にやって来た。何と、週末ティム・バートンと一緒に『ナイトメア』を見たらしい(驚)。そういえば来日してたな・・・と、一昨日の「王様のブランチ」が脳裏をよぎる。トークそっちのけで夢中でサインと絵を描くバートンの姿しか覚えて…

『手紙』

意外にも山田孝之が漫才頑張っていて驚きました。でも、彼が出て来るだけで画面いっぱいに陰のオーラが満ちてしまうのはどうしたものかと。伏目がちでボソボソとした喋り方。どの作品でも同じ演技に見えてしまい、正直「またか」と思ってしまう。『ウォータ…

『涙そうそう』

基本的に天邪鬼なので、さあ泣けと言わんばかりの演出をされると、意地でも泣くもんかって思ってしまう。けど、やっぱり泣いた。というか泣かされた。ラストの溢れんばかりの笑顔で映る兄ィニィの写真に。妻夫木聡はこういう役が本当によく似合う。優しくて…

『ワールド・トレード・センター』

タイトルと予告映像に惹かれて期待していた作品。それだけに、肩透かしを喰らった感が否めません。確かに舞台はあのワールド・トレード・センター。でも、そこに描かれていたのは、瓦礫の下に埋もれた主人公の苦痛と恐怖、そして残された家族の絶望の姿とい…

夏ドラ総評

視聴率も内容もグダグダで夏バテ気味な今期ドラマ。辛うじて見続けているのは『サプリ』と『マイ★ボス マイ★ヒーロー』の2本のみ。しかし『サプリ』は半ば苦行に近い状態。*1結局のところ、純粋に楽しめているのは『マイボス』だけと、ドラマっ子としてはあ…

『UDON』初日

日常にありふれた”うどん”がテーマ。なのにちゃんとエンターテイメントしてるところがさすがは本広監督。きっちり笑って、きっちり泣かされました。主演は『交渉人真下正義』に引き続きユースケ・サンタマリア。決して演技派でもイケメンでもないのに、何故…

『ゆれる』

さすが香川さんに「10年に一度出会えるかどうかの脚本」と言わしめただけのことはある。心の奥に潜む優越感と劣等感。理性と狂気。ふとした事でそれまで辛うじて保っていたバランスが崩れた瞬間、あらぬ誤解と悲劇が生まれてしまう。そんな脆くて危うい人の…

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』

蛸。たこ。タコ。もうタコは当分見たくない(苦笑)。それにしてもジョニー・デップは何をやっても格好いい。卑怯だろうと、自己中だろうと、いい加減だろうと、情けない奴だろうと、それでもやっぱり格好いい。そして例えどんなにイカれてトリッキーな役で…

『初恋』

3億円強盗事件の実行犯は女子高生だった。このコピーと宮崎あおい主演に惹かれて見に行って来ました。女子高生がどうやって見事に世間の裏をかいたのか。そして、それが初恋とどう絡み合うのか。その辺りを期待していたせいか、非常に物足りない映画でした…

『陽気なギャングが地球を回す』

これぞまさしく改悪の極み。原作の良さが全てぶち壊しにされていた典型的な作品でした。キャスティングはなかなかの目の付け所。若干イメージとは異なるものの、それぞれの持ち味が加わり魅力的な人物像が出来上がっていたのに。原作の持つ捻りの効いた展開…

『タイヨウのうた』

久しぶりに試写でボロ泣きしてしまった。新人歌手YUIが主演という事で全然期待していなかったから、余計にやられました。さすがはROBOT制作。YUIの初々しい魅力が見事に引き出されてました。というか、YUIだったから余計に泣けたのかも。あの…

『LIMIT OF LOVE 海猿』

映画に始まり連ドラも全てリアルタイムで見てた作品。好きなんですよ。友情とか、信頼とか、絆とか、そういう熱〜いドラマが。今回も期待に違わずしっかり楽しめました。一時期とある事件で芸能界から姿を消した伊藤英明もこのシリーズで完全復活。演技力は…

『嫌われ松子の一生』初日

待ちに待った『嫌われ松子』初日。黒のロングジャケットでビシッと決めた瑛太さん、さすが*1な着こなしで恐れ入りました。いつもの如く彼がマイクを持つと、一瞬にして空気は瑛太色に(笑)。「注目して見て欲しいシーンは」との司会者の質問に、すご〜く間…

『花よりもなほ』

最近私が見る映画やドラマには必ずと言っていい程出て来る人、古田新太。ブッキーも真っ青の超売れっ子俳優さん。*1好きなんですこの人。独特の冷めた目付きで飄々とした笑いをサラリと生み出す辺りとか。例えチョイ役でも強烈な存在感を残す辺りとか。さす…

『プロデューサーズ』

小さい頃からミュージカルが好でした。夢は本場ブロードウェイに行くこと。でもなかなかどうしてN.Y.は遠い。だから『シカゴ』の映画化は嬉しかったです。そして今回映画化されたのは、あのトニー賞に輝く『プロデューサーズ』。メインキャストもそのまま…

『好きだ、』初日

映画自体は既に試写で見ていたので、今日のお目当ては舞台挨拶。*1あおいちゃん可愛かった〜。でも意外と大柄?前方を埋め尽くす男性ファンの「あおいちゃ〜ん!」という野太い声援にも笑顔で答え、可愛らしさ2割り増し(笑)。一方の永作さんはめちゃ小柄…

『有頂天ホテル』

ギャグが笑えるか笑えないかは人それぞれの微妙なツボによるけど、もう一つ重要なのはその世界にどっぷり嵌れるかどうかだと思う。嵌ってしまえば少々の事は温かく受け止めれる事が出来る。ところが最初にその切っ掛けを逸してしまうと、滑ったギャグが尚更…

『スタンドアップ』

炭鉱で働く女性労働者が、男性からの性差別に耐えながらも勇気を出して立ち上がり、生きる権利を勝ち得ていくストーリー。『モンスター』でオスカーを獲得して以来、すっかり演技派路線に変更したシャーリーズ。*1その美貌と美脚をあえて封印しての熱演もわ…

『レジェンド・オブ・ゾロ』

今年も素敵な映画ライフを送ろう。という事で今年初映画はこれ。『有頂天ホテル』を真っ先に見るはずが都合がつかず、たまたまこちらの試写を先に見ることに。前作はなかなか楽しめたので結構期待して足を運んでみれば、ありゃりゃ、ゾロどうした!?何が起…