『好きだ、』初日

映画自体は既に試写で見ていたので、今日のお目当ては舞台挨拶。*1あおいちゃん可愛かった〜。でも意外と大柄?前方を埋め尽くす男性ファンの「あおいちゃ〜ん!」という野太い声援にも笑顔で答え、可愛らしさ2割り増し(笑)。一方の永作さんはめちゃ小柄でめちゃ綺麗。でもあおいちゃんと対照的に、客席後方の一点を真っ直ぐ見据えたまま。ものすごく綺麗なだけに、ちょっとこわかった・・・。そして誠に失礼ながら、これまでどちらかと言えば冴えない印象で、瀬崎*2ですら一度たりとも格好いいとは思えなかった西島さん。TVで見るより若々しくて、スラリとして紳士風。素敵でした。
挨拶の内容はあおいちゃんが瑛太との撮影エピソードを語ったり、西島さんが17歳編でもカメオ出演しているとか*3、印象的なキスシーンについてとか。この映画で最も印象的なシーンと言えば、やはり17歳のユウ(宮崎)とヨースケ(瑛太)、34歳のユウ(永作)とヨースケ(西島)のキスシーン。どちらも年齢に応じた切なさがあるけど、私としてはやっぱり17歳の甘酸っぱいキスシーンの方がキュンと胸に来た。身に覚えのあるこの距離感。言いたいのに言えない甘酸っぱさ。そういったもどかしい思いが、2人の表情から、そして空気から余す所なく伝わって来るんですよ。セリフは殆んどなし。だからこそ、言葉に出来ない彼らの思いがリアルに感じ取れる。キスをされて思わず逃げる瑛太と、泣いてしまう宮崎あおい。そこに明確な脚本は存在しない。卓越した感性と表現力を持つ2人だからこそ生み出せた、奇跡のシーンだと思います。またいつかこの2人でラブストーリーが見たい。いつか必ず・・・期待してます。

*1:瑛太は来ないけど

*2:By『アンフェア』

*3:もともとそのワンシーンの為に出演依頼されていたが、雰囲気が瑛太に似ているからと急遽34歳のヨースケに決定した