『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』

蛸。たこ。タコ。もうタコは当分見たくない(苦笑)。それにしてもジョニー・デップは何をやっても格好いい。卑怯だろうと、自己中だろうと、いい加減だろうと、情けない奴だろうと、それでもやっぱり格好いい。そして例えどんなにイカれてトリッキーな役であっても、必ずどこかに愛らしさを感じさせてくれる。だから好き。コロコロと変る表情に意表をついた行動は見ていて飽きません。前作以上にヘタレで見せ場のないジャックだけど、悪びれることなく飄々と周囲を巻き込んでいく様が楽しくて仕方ない。多分、この映画の8割はジョニーの魅力で持っていると思います。
しかしストーリーの方はあれですね、まるで長〜い予告編を見せられた気分。2と3を一気撮りするからこういう事になるんだと思う。完全にPart3の前フリでした。だったらすぐ3も公開してくれればいいのに。あんなに気になる所で終わっておいて、続きは1年後って何の罰ゲームですか。悔しかったので家に帰って1のDVD見て気を紛らわしました。やっぱり1は最高。