『レジェンド・オブ・ゾロ』

今年も素敵な映画ライフを送ろう。という事で今年初映画はこれ。『有頂天ホテル』を真っ先に見るはずが都合がつかず、たまたまこちらの試写を先に見ることに。前作はなかなか楽しめたので結構期待して足を運んでみれば、ありゃりゃ、ゾロどうした!?何が起きたんだ!?と、目を疑うぐらいバンデラスがくたびれたオッサンに・・・。『ポワゾン』の頃のギラギラとした色気もどこへやら、美しさを増したセダ姉さん*1に押されまくりもいいところ。いやいや、これはきっと役柄のせいだと思おう。でもゾロってこんなダメキャラだっけか?時にコミカル。でも本気をだせばスーパーヒーロー。そんなギャップが素敵だったのに。どこまでもピリッとしないどころか、もはやお笑い系なノリのゾロ様。無様なその姿にどうにも笑えず悶々としていたその時。ピンチを目にしたトルネード*2の目が・・・!(爆笑)この瞬間全てが吹っ切れました。そうか、これはギャグ映画だったのか。なんだ、最初っから言ってくれればそれなりに楽しめたのに。ちょっと損した気分です。*3
それにしてもハリウッドって次々といい子役が現れますね。ゾロの息子を演じたアドリアンアロンソ君、素晴らしかったです。まさにゾロ以上の大活躍で。彼においしいところを全てかっさらわれたバンデラス。リベンジに期待してます*4

*1:キャサリン・セダ・ジョーンズ

*2:ゾロの愛馬

*3:半分自分のせい

*4:果たしてあるのか?