『カンフー・パンダ』

試写会にて吹替え版を鑑賞。洋画は字幕がポリシー*1なので、全然期待せずにいったらやられました。山口達也が思いの外頑張っていたし、師匠の笹野さんがもうバッチリ。というか、むしろ字幕に気を取られることなくスピーディーなカンフーアクションを堪能できるし、今作に限っては吹替えも全然アリでした。ま、その後字幕版見に行ったら、さすがジャック・ブラックって感じでしたが。

見所は主人公のパンダ(ポー)のどこまでもユル〜いキャラと成長過程。そして、ジャッキー・チェンも真っ青の華麗なカンフーアクションでしょうか。特に師匠とポーの稽古シーンの面白さは、ジャッキー映画を彷彿とさせます。あまり深く語るような映画じゃないけど、大人も子供も楽しめる娯楽作としてはかなり完成度の高い作品ではないかと。さすがはドリームワークスですね。
それにしても。同じ時期に『少林少女』『カンフーくん』『カンフーダンク』と、やけにカンフー映画が続きましたが。あれは一体何だったんだろう?
評価 ★★★★☆

*1:吹替えのわざとらしさが苦手